名残の雪

春分の日の今日
かつきちのところは雨に混じって
みぞれ以上雪未満の白い粒が降り注いでおります
ヨーイドンでいち早く蕾を開かせた桜の花には
かわいそうな春の一日です

かつきちの頭のなかを「なごり雪」が流れていく

遠い昔、さよならを繰り返して
はっと気づいたら、とんでもなく遠くまで来てしまった...
といつになくメランコリックなかつきち^^;

どのようなエニシであったものか
ある人生のとある一瞬だけ共に過ごした人々
彼らとさよならをする日、みんなで「なごり雪」を歌ってくれた
その人達とはもう会うことがない
そういう人生を選んできた

彼らはとうに私のことを忘れている
そして私も彼らのことを忘れている
それでも折々の節々にふっと思い出すときがくる
前世の一瞬一瞬、パラレルの一瞬一瞬
この人生の一瞬一瞬が
私の中で区別のつかない同じものとして見えてくる

春先にふる名残り雪
やがて冬の終わりを告げる雷が鳴る
それが合図のように、またすべて忘れてしまうんだろう
そしてそして、またある時ある瞬間、思い出す時がくるんだろう
こないだ見た夢のように、拾っては捨てて、捨てては拾ってを繰り返した石のように

つかむことも、手放すことも
追うことも、逃げることも
見つめることも、目をそらすことも
触れることも、立ち去ることも
近づくことも、遠ざかることも
浮かぶことも、沈むことも
満ちる潮も、引く潮も
すべては...
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